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「ヨシタケシンスケ展かもしれない」に行ってきました!

 8月のとある日、横浜で開催されていた「ヨシタケシンスケ展かもしれない」に行ってきました。ヨシタケシンスケさんは、2013年「りんごかもしれない」で絵本作家としてデビュー。2019年には、ニューヨークタイムズの最優秀絵本賞に輝くなど国内外で、数々の賞を受賞し、子どもから大人まで幅広い層から人気を集めている絵本作家です。5歳になる孫もヨシタケシンスケの絵本が大好きです。

 

 ヨシタケシンスケの人気の秘密は、日常の何気ない出来事を、ユーモアたっぷりに、視点を変えてとらえるところに魅力があるのではないかと思っています。「事実は一つしかない。しかし、事実のとらえ方は、たくさんある。」との彼の名言通りです。最新作「あつかったらぬげばいい」でも、日常の中で起きる「困ったな」と思うことも、「そう考えればいいんだよね。」と思わせてくれるホッとできる一書です。

 私たちは、生きていく上で、いろいろな固定観念を持っています。もちろん、「常識」「良識」は必要ですが、「こうあらなければならない」「こうすべきだ」と、必要以上に自分をしばってしまっていることが多々あるものです。以前、キリスト教会の牧師である主人が、ミスタードーナツを買っている、という話を未信者の方に話したら、「牧師さんでも、ドーナッツ食べるんですね」と言われたことがありました(笑)。主人にその話をしましたら「牧師がドーナツを食べてはいけないのか!」と笑いながら、叫んでおりました。「牧師とはこのような人」という固定観念があるのでしょう。

 さて、それはともかく、私たちは大なり小なり、他人に対し、自分自身に対して「固定観念」を持っています。心理学では、「スキーマ」と呼ばれています。そして、その「スキーマ」が、私たちを生きづらくさせる原因にもなってしまうのです。

「息苦しい」と感じたら、チョット肩の力を抜いて、秋の空を見上げてみたらいかがでしょうか?おなかが空くかもしれません(笑)。


 もう一つ。ヨシタケシンスケさんと自殺防止対策に取り組むNPO法人「ライフリンク」が協働でつくったウェブサイト「かくれてしまえばいいのです」が公開されています。ぜひ、ご覧になってください。






(展示物の写真使用につきましては予め公式HPにて確認を取っております。お含みおきください。)

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