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今、咲かんとするつぼみたちへ


 桜の花が美しい季節となりました。今年は、早咲きの河津桜とソメイヨシノ、両方の桜を楽しむことができ、心ゆくまでお花見を満喫しました。河津桜は、ソメイヨシノよりも濃いピンク色で、菜の花の黄色と相まって、見事なコントラストを見せてくれ、目を楽しませてくれました。


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 満開の桜ももちろん美しいのですが、私が特に好きなのは、今まさに咲こうとしている「つぼみ」の桜です。ふくらみ始めたつぼみを見ていると、これから花開くことへの期待に胸が高鳴り、なんとも言えない嬉しさを感じます。


 このつぼみの桜を、人生にたとえるとすれば、思春期や青年期にあたるのかもしれません。その時期の子どもたちは、周りから見ると「若くて素敵だな」と思えるのですが、当の本人たちは、期待と共に不安も抱えており、時には苦しい時期でもあるのでしょう。


 我が家の里子の女の子も、この春から一人暮らしを始めました。住まい探しから契約、さまざまな手続き、家財道具の準備、さらに学校関係の手続きなど、私もサポートはしていますが、実際には彼女自身が一人で行わなければならないことも多く、時には失敗もあります。そのたびに私も巻き込まれることになりますが、失敗の中から学ぶことも多いようです。まさに、今咲こうとしている桜のつぼみに「頑張れ!」と声援を送っているような気持ちです。


 一緒に暮らしていたときには、喧嘩をして険悪な雰囲気になることもありましたが、いざ家を出ていくと、不思議とほっとする一方で、どこか寂しさも感じます。


 自立援助ホームにおいても、4月は男女両ホームともに出入りがあり、スタッフは送り出したり迎え入れたり、ホーム内での移動対応などに追われ、慌ただしい日々を送っています。それでも、出て行った子どもたちにとっても、今暮らしている子どもたちにとっても、「まきば」や「オリーブ」が、心のふるさととして、いつでも「ただいま」「おかえり」が言い合えるような場所であり続けたいと願っています。


 新年度も、スタッフ一同、心を一つにして子どもたちの支援に取り組んでまいります。皆様の温かなご支援とお祈りを、心よりお願い申し上げます。

 
 

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