
2025年6月2日
このたび、NPO法人ベテルスは、公式ウェブサイトをリニューアルいたしました。
今回のリニューアルは、神奈川県「令和7年度NPO活動基盤づくり補助金」の助成を受けて実施したものであり、法人の活動を一貫性あるビジュアルで発信する体制を整備することを目的としています。あわせて、情報発信力の強化、広報基盤の整備、ステークホルダーとの信頼関係の構築にも資する取り組みとして実施いたしました。
また、ウェブサイトのリニューアルにあわせて、当法人の新たな象徴となるロゴも刷新いたしました。新ロゴには、私たちの願いやこれまでの歩みが込められています。

■ロゴデザインについて
ロゴをデザインするにあたっての思いを、今回委託制作をお願いした、相模原市在住のアートディレクター/デザイナー・太田博久(おおた・ひろひさ)さんに伺いました。
*ロゴデザインのポイントをおしえてください*
デザインの中心に据えたのは「家」です。誰もが安心して帰ることができる「ホーム」であり、「神の家(ベテル)」という精神的にも支えとなる心の拠り所を象徴しています。
ロゴ全体としては家の形をモチーフとしながら、その中に「見守る」「育つ」「恵み」という意味合いを込めてオリーブの木をシンボルとして配置しています。利用者一人ひとりがスタッフに見守られながら育ち、やがて自立へと向かっていく過程を表現しています。
色調やロゴタイプはカジュアルでやわらかな印象を持たせることで安心感や親近感を感じさせ、小さなお子さんから高齢者まで誰もが気軽に交流できるような開かれた場所であることを示しています。
ロゴを通じて、ベテルスに関わるみなさまが共に助け合いながら自分らしく心豊かに過ごせるよう心から願っています。
アートディレクター / デザイナー
太田博久(HIROHISA OTA)
1978年岡山県生まれ、愛知県知多半島育ち、千葉大学工学部デザイン学科卒業。1998年からダンスカンパニー「伊藤キム+輝く未来」や「まことクラヴ」にダンサーとして参加。広告制作会社で働いた 経験を経て、2006年よりフリーランスデザイナーとして劇場やコンサートホール、映画館、美術館を中心にポスター等のデザインを手がける。感じる暮らしを提案するウェブサイト「ART FOR REST」のアートディレクションや渋谷区文化総合センター大和田、東京文化会館、Bunkamura、横浜みなとみらいホール、シアター・イメージフォーラム、コニカミノルタプラネタリウム、セゾン文化財団などのグラフィックデザインを担当。神奈川県相模原市在住。